諫皷(かんこ=諌鼓)
太古の中国に3人の聖王がいました。
大変すばらしい政治を行っていたため、
国は豊かで国民も幸せに暮らしていました。
それでも、この王達は、自分達に過ちがあれば、
「いつでも諫(いさ)めてほしい、と城の前に
太鼓(を置いておきました。
これが諫める為の
太鼓(、すなわち「諫皷」と言います。
しかし、善政が行われているので、
誰一人
太鼓(をたたくものはいませんでした。
そのため、
太鼓(には苔が生え、草花が咲き、鳥(鶏)が楽しく遊ぶ場所になったと言うことです。
これを「諫皷鳥(かんこどり)」と言って平和な様子を示す言葉となりました。